こんばんわ、ちゃん∽アビ(@hiro32363261 )です。

みなさん今日も順調にスワップポイントを受け取ることができましたか?

スワップポイントは毎日貰えて、セミリタイア生活の基盤となる収入源になるため、かねてより弊ブログで紹介してきました。

スワップ投資は、初心者でも始めやすい弊ブログ一推しの投資ですが、当然リスクも存在します。

本記事ではスワップ投資を行う上で抑えるべきリスクについて説明していきます。

スワップ投資のリスク3点

急激な円高による通貨価値の下落

有事の円買い』という言葉があるように、貿易戦争やEU離脱問題、某国のミサイル発射など、何かしら世界情勢が不安になるニュースが出ると安全資産であるが買われます。

円が買われる=円の価値が上昇=外貨の価値下落であり、スワップ投資一番のリスクは買った通貨が下落すること、これに尽きます。

例:トルコリラ円長期チャート

トルコリラはスワップポイントが多く付与されることに定評がありますが、チャート上では如実に下落カーブを描いています。

せっかく長期間スワップポイントを貯めても、為替下落で相殺されては本末転倒です。

このように高金利通貨ほど円高に傾く現象は『金利平価説』という為替決定理論が有名ですが、

結論のみ申し上げると『金利平価説』は成立しない、つまり高金利通貨は下落し続けるとは言えない、というのが定説です。

それでもやはりトルコリラのように、長期間かけて円高になるリスクある通貨が存在するのも事実です。

ただ思考停止で高金利通貨を積み立てるのはリスクかも

政策金利縮小&スワップ逆転

次に避けたい事態がスワップポイントを受け取る立場→支払う立場に逆転することです。

そんなことあり得るの?

と思う方もおられるかもしれませんが、以下の条件を満たせばスワップポイントの立場は逆転してしまいます。

スワップ貰い手→支払い手の条件
  • 2カ国間で政策金利の逆転
  • FX会社間のスワップポイント調整

2カ国間で政策金利の逆転

最近は世界的に金利縮小競争が起きています。

そもそもスワップ投資日本の低金利&相手国の高金利で実現できている投資です。

なので相手国が政策金利を縮小して日本より低金利になった場合は、当然スワップポイントはマイナスになります。

例えば昔から高金利通貨で人気だったオーストラリアは、ここ数ヶ月で0.5%金利を縮小しました。

昔は7%超えしていた豪ドル金利も現在は1.0%にまで下落し、日本との金利差は0.9%、ついに1%を割るまでになりました。

世界経済が不安になると、各国は景気回復のため政策金利を引き締めるため、かつて無い政策金利の逆転が起きないとも言い切れません。

FX会社間のスワップポイント調整

スワップの逆転は2カ国の政策金利に起因することから、

じゃあ金利差が大きい国を選べばいいんでしょ?

と思われるかもしれません。

ところが実は、スワップポイントの要因は政策金利の差だけでなくFX会社も絡んでいます。

ご存知の通り、FX会社が設定しているスワップポイントは一定ではなく、各々微妙に異なります。

スワップポイントを調整する目的は、高く設定することで他のFX会社との差別化が一番の狙いですが、保有通貨量を調節する役割も担っています。

例えば、リーマンショック級の大きな変動があった場合を考えてみます。

FX相場
リーマンショック級の下落発生!!!
投資家A
大量売りでリスク回避!
投資家B
円買いしなきゃ!
FX会社
円買いに注文が殺到してる…
FX会社
投資家のために、いっぱい円を集めなきゃ!
FX会社
なんとか注文を捌いて、円を大量に保有したぞ!

FX会社は投資家の注文を捌くため、偏った通貨を大量に保持することで、新規の注文に対して資金的に身動きが取りづらくなってしまいます。

ここでFX会社が取る手段が次の行動です。

FX会社
円を持ちすぎてドルやユーロに手が出しづらい…
FX会社
せや、スワップポイントを下げて円の売り注文を出してもらおう!

FX会社は付与するスワップポイントを調整して、投資家が持ちすぎた通貨を手放させようとさせます。

実際にリーマンショックのような大荒れ相場では、一部通貨の大量保有が進んだだため、付与スワップポイントの大幅下調整、最悪逆転させて投資家の注文を絞り込みました。

日本人スワップ投資家狩り

意外なことにスワップ投資が人気なのは日本で、海外では日本人スワップ投資家のことを『キモノトレーダー』という俗称で認識されています。

海外ヘッジファンドは、日本人がスワップポイント狙いの買いポジション保有を見抜き、そこを狙った仕掛け売りを定期的に行います。

例えば2018年末から表面化した米中貿易戦争では日を追うごとに円高にシフトしたため、スワップ投資家に以下の心理が生まれました。

わたし
流石にそろそろ底値かな?^^;
スワップポイントが貰えるうちは損切りやめとこ^^;

この心理を利用した大量仕掛け売りが有名なフラッシュクラッシュです。

2019.1/3〜フラッシュクラッシュ

ファンド
大量売りドーンw
相場くん
超絶下落したぞw

1日で前日比マイナス7.3%の大幅な下落に、多くのスワップ投資家が耐えきれずに刈り取られました。

スワップ投資をするなら、ヘッジファンドの仕掛けを見越して、過去の最大下落幅まで耐え切れる設定にしておくことを推奨します。

スワップ投資におけるリスク対策

前節でまとめたスワップ投資のリスクは以下の通りです。

スワップ投資のリスクとは
  • 通貨価値の下落
  • 日本人スワップ投資家狩り
  • 付与スワップの逆転

本節ではこれらのリスクの対策を考えていきます。

超長期目線で勝負する

高金利通貨の価値下落対策は相手国をよく見極めることです。

それができたら苦労しねーよ!

と言われそうですが、相手国が今後経済成長できる強みを持つか注視してみましょう。

長期的に円高が懸念される新興国通貨ですが、例えば私が推しているメキシコでは今後もこの傾向が続くかと言うと、以下の理由からそれは考えづらいです。

スワップ投資のリスクとは
  • メキシコ経済の発展
  • 国債の格付けも高評価
  • 日本が衰退して円の価値が下がる

通貨の価値は基本的に国力を反映しているので、メキシコの経済成長と日本の衰退のダブルパンチが決まれば、超長期的にメキシコペソ円は大きく上昇すると見込んでいます。

余裕を持たせたレバレッジ運用

ヘッジファンドは定期的な仕掛け売りには、レバレッジを低く設定するしかありません。

メキシコペソは、過去に1日の最大下落が前日比の15.2%を記録しているので、少なくとも前日比20%の下落に耐えれるレバレッジにしておくのが良さそうです。

FX会社を分散させてスワップポイントを平均化

スワップポイントの逆転を防ぐにはFX会社を使い分けて、リスクを分散させるしかありません。

正直なところスワップポイントの逆転は、滅多なことでは起き得ませんが、付与率の縮小はよく起きます。

例えば私はトレイダーズ証券の『Light FX』を愛用していますが、いつのまにか『セントラル短資』に付与スワップポイントが40円も差がついた時は驚愕でした。

40円も差がついてる…

100万通貨保有していれば1日で400円、1ヶ月で12000円の差がつくので、大きく機会損失することになります。

しかし結局のところFX会社間のスワップ付与率順位は、大抵の場合一時的なものに過ぎない為、積み立てるFX会社をあらかじめ分散させて、スワップポイントの平均化を図る方が得策です。

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