
こんばんわ、『セミリタイア』ガチ勢のちゃん∽アビ(@chan_abi_blog )です。
突然ですが、常日頃から『会社辞めたい』『働きたくない』と思ってる方、私と一緒に不労所得を構築してセミリタイアしてみませんか?
私が思うに、サラリーマンの多くが給料のために働き、社会貢献や自身の好きなことを追求している人はほんの一握りです。

とは言っても、それが難しいから毎日働いているわけで…
しかし本記事で紹介するスワップ投資は、誰でも手軽に始めることができるので、是非知って頂きたいです。
スワップポイントとは
スワップポイントは通貨ペア間の金利差から生まれる収益のことです。
ただこの一文で理解するのも難しいと思われますので、順を追って解説していきます。
FXで利益を得るなら二通りの手法があります。
- 安く売って高く売る(高く売って安く買う)といった為替利益を狙う手法
- 通貨ペア間の政策金利差から得られる利益
一般的に連想されるFXの勝ち方は、為替差益による利益ですが、政策金利差によるスワップポイントも利益として受け取ることができます。
この政策金利の差について説明をつけ足すと、例えば日本円のような低金利通貨を売って、豪ドルのような高金利通貨を買うと、その金利の差分を受け取ることができるのです。
イメージとして下図をご参照ください。

逆に高金利通貨を売って、低金利通貨を売った場合は、その金利の差分を支払う必要があります。
またレアケースとして、日本よりも政策金利の低い通貨(例:ユーロ)を買った場合でも同様に、金利の差分を支払う必要があります。
スワップポイントの算出方法
スワップポイントの一番の魅力は、金利による収入を毎日受け取ることができることです。

※1万通貨保有で得られるスワップポイント(2019.7)
上表は『トレイダーズ証券』のスワップカレンダーになりますが、これらの数値は証券会社ごとに異なり、また頻繁に変動しています。
そこで、ある程度のスワップポイントを推定するために、基準となるスワップポイントの算出方法を抑えておくことを推奨します。

微々たる金額でも、毎日収入を得ることができるのは、セミリタイア生活と相性が良く、コツコツとスワップポイントを積み上げることで、確実に生活基盤が構築されていきます。
スワップポイントでセミリタイア可能か
セミリタイアの条件
スワップポイントでセミリタイアの可否について検証する前に、私の考えるセミリタイアの条件についてまとめました。
参考にしていただけると幸いです。

- 安定した収入源を持つこと
- 組織に依存せず、自力でお金を稼げること
これらの要素を組み合わせる、もしくは一方の要素を突出させることができればセミリタイア可能だと考えています。
つまりスワップポイントが突出して、給与所得を上回る安定した収入源に育てばセミリタイア可能だということです。
スワップポイントでセミリタイア生活を目指すなら
レバレッジを活用する

最速でセミリタイアを目指すのであれば、レバレッジの活用は必須です。
レバレッジは証拠金取引に取り入れられている仕組みで、活用することで少額資金からでも多くの資金を取り扱うことができます。
レバレッジのイメージを掴むために下表を参照ください。

メキシコペソを1万通貨保有するための必要金額を各レバレッジごとにまとめています。
例えるなら、メキシコに旅行へ行った時、1万メキシコペソ分を両替しようと思えば55000円必要になるわけですが、FX口座内では2200円で保有できてしまいます。
これが即ちレバレッジが効いている状態であり、FXにおいてレバレッジは必要資金:運用資金の比率で決まります。
また留意しなければならないのが、少額資金でもレバレッジを用いることで、多くの通貨量を扱えるということは、ハイリスク&ハイリターンでもあるということです。
というのも表を見てわかる通り、レバレッジを上げて利回りを大きくすれば、ロスカットされるリスクも高まります。
セミリタイアを目指すのであれば、保有している通貨が生み出すスワップポイントが生命線になるので、過度なレバレッジは推奨できません。
またロスカットを避けるため、適切なレバレッジの管理方法については次節で解説していきます。
どの通貨ペアを選択すべきか
スワップ投資を始めるにあたり、どの通貨ペアを選択すべきでしょうか?
従来よりトルコ、南アフリカ、メキシコといった高金利通貨の新興国が有名ですが、高金利であるということは、やはりそれなりの理由を含んでいます。
- 国自体の信頼性が低いので他国から投資されにくい
- 高金利にすることで注目と資金を集め、経済発展を目指す
- 高金利通貨な国はインフレ状態なので、相場が下落しやすい
最も懸念すべきは、上記の新興国はインフレ状態(物価上昇状態=通貨下落状態)にあり、対円相場では下落基調にあることです。
中でも特に下落が激しいトルコリラは、10年間で価値が3割程度までに下落しました。

このことから、通貨価値が下落し続ける以上スワップ収益を得てもトータルではマイナス、よくてトントンになるのではないかということです。
上記に基づく為替決定理論を『金利平価説』といい、この説が成立するのであればスワップ投資は、投資としての意味を持ちません。
※金利平価説の解説は上記記事を参考にどうぞ。
しかし結論のみ申し上げると『金利平価説』は成立していないという見方が一般的です。
その理由として、この説には通貨ペア両国の政治事情・人口割合・貿易的強み弱み・経済成長等は織り込まれておらず、新興国通貨が著しく発展を遂げれば、必然的に通貨価値も上昇し、対円相場も上向きに変わります。
つまりスワップ投資を行う上で重要なのは、
- 国を支える人口と資源に恵まれた国
- 今後の経済成長が期待できる国
これらを踏まえて、スワップ投資をするなら私はメキシコを推奨します。
若く豊富な労働人口・経済大国アメリカの隣国・世界有数な原油量など、今後経済成長が期待できる要素が多々見受けられます。
※メキシコペソ推奨の詳細な理由はこちらの記事で解説しています。
スワップポイントの利回りを算出
スワップポイントで生活するには、どれくらいの資金が必要になるでしょうか?
メキシコペソのスワップ利益で生活していく場合を想定して考えてみます。
またメキシコペソのレバレッジは、別記事の検証結果より4.17%を採用します。

1日あたり820円ということは、毎月約25000円の不労所得になり、月利2.5%にもなります。
また私の場合、月15万円あれば生活可能なので、単純計算で600万円の運用資金を用意すれば、とりあえず生活は可能だということが分かりました。
セミリタイアの近道は複利運用
前節の検証より、メキシコペソのスワップ投資は月利2.5%が見込めることが分かりました。
これだけの月利があれば、複利運用することで、あとは雪だるま式に元本が増え続けます

100万円で始めたスワップ投資が120ヶ月後(10年後)には約20倍の2000万円に達する勢いです。
また72ヶ月目には毎月のスワップ収入が15万円を越えるため、私の生活費を上回るので、実質的にセミリタイアは可能になってきます。
あとは、スワップ投資一辺倒にならないよう、少しずつ分散させ、資産を着実に成長させていくことを推奨します。