複利と単利とは

複利運用とは、投資によって得た利益をそのまま再投資し続けることで、単利運用とは、運用元本を固定して運用することです。

文章だけの説明だとイメージしづらいので、マトリョシカを使って説明してみます。

複利のマトリョシカ

マトリョシカをご存知でしょうか。

人形の中に1段階小さな人形が入っているロシアの伝統的なお土産です。

複利単利の違いを理解するために以下設定のマトリョシカをイメージしてみてください。

前提条件
  • マトリョシカは1〜5号の5種類
  • 各マトリョシカは1年間で1ランク下のマトリョシカを産む
  • 各マトリョシカは以下の料金で換金可能
  • 1年目に所持しているのは5号マトリョシカ1個

番号 1号 2号 3号 4号 5号
換金料 1円 10円 100円 1000円 1万円

ではマトリョシカをすぐに換金する人と、持ち続けた人とではどれくらいの差がつくでしょうか。

複利単利の差を示したグラフを表示します。

マトリョシカをずっと持ち続けた人は、100年ほどで1億円に達します。

マトリョシカが年々1ランク下のマトリョシカを産む仕組みなので、年数(横軸)が経つにつれてマトリョシカの合計評価額(縦軸)が上昇しています。

一方、単利で運用は資産に大きな伸びはありません。

5号のマトリョシカが4号のマトリョシカを産んだら、すぐに換金するイメージです。

マトリョシカが産むのは何年経っても5号のマトリョシカ1つだけなので、増える大きさは変わりません。

これが複利と単利のイメージです。

お金の使い方に対してもマトリョシカと同じで、お金をすぐに使うようであれば、資産は増えません。

お金を使って、マトリョシカのようなお金を産むものを買っていくことがお金持ちになるための一歩です。

複利効果を最大限享受する

「The most powerful force in the universe is compound interest.」

(宇宙で一番大きな力は金利の複利効果である)

アルバート・アインシュタイン

物理学者アルバート・アインシュタインは複利を人類最大の発明と考えました。

複利の力は想像以上に大きく、投資をする上で複利効果の重要性は上述した通りです。

複利で運用することによって、お金は時間が経てばたつほど、その増えるスピードも加速していきます。

では複利効果を最大限享受するにはどうすれば良いでしょうか。

運用資金を大きくする

参照元:インカムラボ

言わずもがなではありますが、投資元本を大きくすることで、リターンは大きくなります。

100万円で1万円を稼げる人と、1億円で100万円を稼げるする人、リターンは後者が前者の100倍ですが、運用リスク・難易度は同じです。

しかし、1億円で100万円を稼いだ人は、新たな100万円を使って新たに資産の買い付けに回すことができます。

100万円で1万円を稼げる人は、1万円分の資産しか買うことができません。

こうして差がどんどん開いていくのが、現実の資本主義にも如実に現れ、貧富の差は日に日に拡大していくのです。

利率を上げる

たとえ話のマトリョシカは年利10%を想定しましたが、年利ベースが少しでも上下すると複利では大きな差が生まれます。

年利9〜11%においても、50年の時間が経つと差が徐々に開いていきます。

72の法則

複利運用を行う上で知っておくと便利な公式があります。

運用資産が2倍になるまでに、どれくらいの年数を要するかを知ることができる公式です。

72 ÷ 年利(月利) = 2倍になるまでの年数

例)年利10%の場合

72 ÷ 10% = 7.2年

複利運用であれば、およそ7年ほどで資産が二倍になるということです。

複利のペースを上げる

年利で考えると、お金が増えるタイミングは年1回になります。

同様に月利で考えると、お金が増えるタイミングは月1回になり、増えたお金をさらに再投資することができます。

セミリタイアを目指すなら複利運用は必須

毎月一定額貯金していたとしても、複利運用をするとしないとでは歴然の差があるのは上述した通りです。

また日本にいて通貨の価値は安定していますが、現在の一万円札が数十年後も同じ価値を持っていると断定することはできません。

長年貯金して1000万円貯めたとしても、通貨の価値が落ちて500万円、100万円の価値に下落しうることも十分ありえることです。

要するに、お金はただ貯金するだけでは大きく増えることはありません。

セミリタイア目指すなら、ただ貯金をするだけでは、毎月お金が増えることはありません。

全く収入がない月となると、ただ貯金を切り崩して生活せざる得ません。

一方複利運用であれば、お金が働いてくれる状態にあります。

複利運用での収入が毎月の支出を上回っている状態であれば、それだけでセミリタイアは十分可能です。

弊ブログ管理人もセミリタイアを目指して、複利運用を加速すべく毎月の給料の5割を投資に充てています。

今後も複利運用の重要性を身を持って実証すべく、運用実績を後悔していく予定なので、参考にしていただけると幸いです。

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